守護

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   4月の大手術を経て、日増しに快復しつつある姉の状態はすこぶる良好といえるのではなかろうか。お散歩ともいえないよう距離さえ歩けるほどになった。恐らく私より体力があるのではないかと邪推している。腫瘍マーカーの数値も10になり、主治医の示す目標値である一桁は目前になった。このまま順調に進めば、目標は現実のものになるような気がする。もちろん、数値に変動はなくとも悪さをしないでいてくれさせすれば、通常の生活は送れるし、然したる問題もないのだけれど。4年前の乳がんは完治しているように思えるけれど、こちらは10年間の経過観察ということで今月から投薬が始まった。あまりに調子がよくて飲み忘れそうになると笑える日が訪れたことに感謝さえ覚える。前任の主治医が宣告した絶望を優しい嘘に置き換えて、命がけの手術に臨ませて、作り笑いをした日々が遥か遠くに去って行ったような錯覚は懐かしい笑みに変わった。見守るということはこちらの意志を強固にする。

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このページは、Malyrineが2008年7月15日 21:30に書いたブログ記事です。

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