公園の欅の葉が色づいていた。幹に近いところはまだ緑色をしていて、少しずつ色を変えて、黄色を帯びたものから黄色へ、そして赤みを帯びた明るめの赤茶色、枝の先端はすでに茶色になっていた。梢を仰いでいると、乾いた音が耳に聞こえてきた。公園内を歩くひとの足元には枯れ葉がたくさんあり、一歩踏みしめるたびに音がしていた。
昼間は20度近くまで上がったけれど、夜にはどことなくひんやりした空気。晩秋は色と音と温度で、目と耳と肌で感じる。五感にはあと鼻と舌が必要か。食欲の秋ゆえに問題はなさそう。
老師の月命日は晴れ。
こちらも、きれ?い。
燃えるような橙色ですね。
あったかい色ですね。
晩秋の陽だまりのような、温かな色合いで。
菊の花は秋の代表だと思うけれども、
この色を見ていると、花の美と同時に、
紅葉の美も兼ねているような錯覚を覚えて。
「今日はよいお天気だね!」そんな声が聞こえてきそう。