2009年2月アーカイブ

初雪

| | コメント(103)

yumeran200903018327.jpg 記録では1月25日に横浜で初雪を観測とあったけれども、この眼で観たのは今日のものが初雪と。午前中、雨が霙に変わり、そして、一瞬だけ、雪に。ところによっては微かに白いベールを纏ったよう。その後の雨ですぐに跡形もなくなってしまったけれど。暖冬だといわれたこの冬も、ここに来て、出し惜しみしていた寒さを一気に噴出しているようで、太陽の光りからも遠のく日々。

 寒い寒いと自堕落な私を尻目に、この夢蘭は昨夏、8月5日に蕾が色づき、6日後の11日に開花して以来ずっと咲き続けている。3月を迎え、ようやく最後の2個というところまでたどり着いた。夏の暑さも冬の寒さも知りつつ、変わらぬ姿。花は強い。

札幌よりも気温が低かった東京、神奈川。

寒すぎ!

拡張現実

| | コメント(79)

culip200902188322.jpg 先日、観るともなしに観ていた映像から「拡張現実」という言葉が流れてきた。携帯電話のカメラ機能を使い、実際に見えているものを映すと、画面にその説明が現れるというようなものらしい。たとえば、店舗に入らずとも、そのお店の前でカメラを向けると、そこにある商品が画面上に表示され、詳細を知りたい時には画像をクリックすると、細かな説明が表示されるということらしい。この機能を進化させ、ガイドブックのリアルタイム発信などにも使われるようにするとのこと。またパソコンを使ったものでは、モニターの前に図鑑を置き、ページごとに組み込まれた情報を読み取る仕組みになっていて、目の前のモニターに、図鑑の写真が映像として観られるというもの。飛び出す絵本の実写版のよう。

 時代は日々進化する。音楽でさえ、レコードに針を落としていた時代はとうに過ぎ去り、端末機器さえあれば、CDショップやレンタルショップに行かなくても、ネット配信でいつでも取り込めて自分のものとなっている。ネット書店で立ち読みもできる上に、さらに直近では、書籍にもこの動きがある。もはやページを繰る楽しみも失われ、端末やモニターの画面にでしか現実をみられなくなりそうで。小さな四角いものだけが現実として認識されていくのかもしれない。

寒暖

| | コメント(109)

fukinotoh200902188320.jpg 先日の日曜は初夏を思わせるような、思いがけない暖かさ。暖かいというよりはむしろ暑いとでも言いたくなるほどの気温。2月の半ばに24度を越えるとは、春を越えてこのまま夏になってしまうのではなかろうかと。そんな暖かさのあと、日ごとに気温は下がり続け、昨日に至っては、一昨日の最低気温よりも昨日の最高気温の方が低いという状態に陥り、今日は今日とて、晴れてはいたけれども吹く風の冷たいこと。

 小庭では、先日の暖かさに慌てたふきのとうが一気に育っていたようで、気がつけばもう花の咲きそうなほどに。桜の開花予報も発表されて、春を焦がれる日々。

 今日は亡き母の誕生日。午後、同級生のお母様に会い、生きていたらこんな感じになっていたのかなと想像をめぐらす。私の中では永遠に母は40代のまま。記憶に刻まれたまま、時は止まっている。

春一番

| | コメント(88)

ume200902168314.jpg 前日吹いた風は春一番だったとか。心なしか例年のそれほどの威力を感じなかったのは、外出をしなかったせいだったのか。確かに窓に当たる風圧を耳にしてはいたけれど。小庭に出てみれば、年末より咲き続けていた蝋梅が地面に落とされ、風の流れのとおりの、黄色い花模様を作っていた。辛うじて残っていた白梅も数えるほど。外では思いのほか風は強く吹いていたということか。春の長閑さを思うとき、冬から春への移行にはほかの季節にはない自然の底力を感じさせらる。

 今日は折りしもバレンタインデー。女性から男性へのチョコという形から、義理、友、ご褒美チョコへと変遷し、今季の戦略は逆チョコ。男性から女性へと渡されるのもありということに。我が家の娘たちはといえば、いまだに友チョコが主体となっており、「女の子にはモテるのよ」とのこと。春一番が吹いても、我が家には例年通りの風が吹いているらしい。

二季

| | コメント(102)

Cyclamen200902128311.jpg 冬の室内にひときわ鮮やかに咲くシクラメン。このピンクの花は二年もの。昨夏、エアコンの効いた室内の窓辺に置いたままにしておくと、休眠しなかったことをいいことに、遊び心で葉を育て、大きな葉に成長させ、葉数を少なくしたら、花の数は増えるのだろうかと実験。冬になり、予定通りに数少ない葉は大きめのものだけとなり、花数は思っていたよりは少なめではあるが、光りが中央部に完全に当たるせいか、蕾のままで枯れてしまうというものが少ない。全体のバランスは決して美的ではないけれど、花だけを間近で観るには面白いという実験結果に。

 冬の花と夏から戯れていたので、幸か不幸か、隣にある夏の花、ニューギニア・インパチェンスが付き合わされて、いまだに花頃。夏のピンクと冬のピンクが2月半ばでも同時に開花している窓辺。朝の光りがまばゆいばかり。

命の形

| | コメント(151)

roubai200901298305.jpg 朝、何とはなしに外の色が白っぽく。何かと思えば、浅間山が噴火したとのこと。150kmも離れたここにも降灰があったということらしい。報道で知る以外には噴火を実感することなど滅多にない。今回は小規模な噴火だったようだが、それでもここまでその灰が届くとは。山の命を垣間見るよう。

 小庭では、昨年末に咲きだした蝋梅が満開。見て!と主張する花の姿も見事だが、やはり、花は蕾。今か今かと焦らされる感覚とともに、その姿の愛らしさがいい。灰が降ろうとも、命がけで花の命を守っていた。