この時季の雨を桜雨と呼んだ古人の美的感覚に今更ながらに感慨深い。寒々とした気候の中で過ごしていると、暦ばかりが先行し、気後れした気分になっていた。
降ったりやんだりの雨模様の中に始まった4月。雨の合間に小庭に出てみれば、濃いめの紅淡色に染まった、たくさんの蕾の中に開花した一輪をみつける。世間は桜にのみ感応するけれど、ひっそりと咲く花海棠の可憐な風姿もまた見落としてはならない。
このページは、Malyrineが2009年4月 1日 15:09に書いたブログ記事です。
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