菊花は午後の光りのこちら側で静かに花びらを開いていた。微かな紅色を白き花びらにひそませて、近づいた者にのみその色を知らしめる。濃い緑の葉々はしっかりと傍に寄り添い、護衛のごとくその花を護っている。
重なり合う花びらの合間からその下にある花びらを覗かせて、光りを分け合うようにして、花の命を紡いで。光りがあり、影があり。
それぞれの立ち位置で。
このページは、Malyrineが2009年11月 6日 17:24に書いたブログ記事です。
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