巷では聖夜のイベント一色になっていた頃、小庭では木陰に射し伸びる光りを一身に受けて、日本水仙がひっそりと咲いていた。
濃緑色のまっすぐに伸びた葉に護られながら、白に黄色の清楚な花が美しい。
この一年もまたそれなりにさまざまなことごとが駆け抜け、しかして静かに暮れ往かんとしている。何事も無かったかのように、同じような時間は流れているはずなのに、気持ちだけはどことなく慌しく。それでいて、どこかに時間に置き去りにされたいような気持ちもあったり。吹く風は冷たくも、そこに光りがあると思えば、希望は繋がっていく。
今年もお世話になりました。