天気予報を当てにしていなかったら、どうやら当たったようで。何年ぶりだろうか、夜の小庭が一面の白い雪に覆われている。蝋梅の小枝に乗った雪は、限りなく水分の多い雪ではあるけれど、気温といい、降っている様子といい、これは大雪になるのかもしれない。もっとも、こちらでいうところの大雪はわずか3cmばかりの積雪を指す。不慣れな者にとって、その3cmもの積雪が脅威であり、その表面を歩くのは恐怖にさえなるのだから、情けないというか、恥ずかしいというか。中途半端に水っぽい雪が冷え切ったままの路面を想像するに、坂道に面した我が家は明日の朝が気にかかる。自然の為すことに何もできない不甲斐なさ。人間の傲慢を冷たくも美しい雪は静かに語るよう。
明日は長女の試験日。
無事を祈るしかない。

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