今季3度目の観桜。目黒川沿いを歩く。花は野にあるようにあるべきと思いつつ暮らしている者にとっては、限りなく人工的な設えにも思えたけれど、風土に馴染んでいる。川面に伸びた自由な枝ぶりが自然の造形であり、それが人工的な造形を巧みに紛らわせていた。モノは皆、直線的であり、冷徹な感さえあるが、花や木のしなりが柔らか味を加味して、全体として温かみのある光景を生み出している。それぞれの良さを引き出し、重ねられて、調和は成り立つのであろう。
下枝が低く垂れているせいか、
花弁が落ちるのではなく、
花ごと落ちていた。
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